-
教育・子育て応援セミナー 12月 ~マイノリティー化する子どもたち~
近年、学校が「荒れている」という話を聴くことがない。学校はいたって静かである。しかし、その静けさを前にして、ボクはある種の不気味さを覚えてしまう。
荒れが消えたのではなく、荒れる余白が消えてしまったのではないかと。
背景には、少子化という誰も逆らえない構造変化がある。
街を歩けばそれがよくわかる。放課後、校庭に響く子どもの声は驚くほど少なく、夕暮れの路地は子どもの気配を失った。
子どもは、かつてのように「多数派」ではない。
いつのまにか、子どもは社会の中で静かな少数者になっていた。
その構図は学校でも変わらない。
少人数学級、丁寧な支援、手厚い加配。
教育行政は一様に「より細かい目を」「より丁寧な見守りを」と大人の密度を高めていく。
これは一見、子どもの味方であるかのように見える。
しかし、目が増え、手が増え、耳が増えたというその事実は、子どもの側から見ると、より逃げ場が減ったことを意味しないだろうか。
子どもを守るはずの大人たちが、結果として子どもを常時照射する巨大な光源となり、影のような時間~雑に過ごしてよい時間、誰にも見られていない時間~を奪ってしまっているのではないか。
マイノリティー化する子どもたちは、社会の中で、学校の中で「窒息」しかけているのではないか。
日時:2025年12月27日(土)20:00~22:0
形式:オンライン(Zoom)
費用:無料
講師:井上びん(一般社団法人教育の未来プロジェクト代表)
- 参加費
- 無料
- 対象
- どなたでも
- 申込
- 以下の申込ボタンからお申し込みください
- 形式
- オンライン(Zoom)