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教育・子育て応援セミナー5月 ~これからのキャリア教育~
教育・子育て応援セミナー 5月
これからの 「キャリア教育」
~静かに変わる「会社のカタチ」と「労働市場」~
大学生の就活戦線では、今、コンサルタント会社の人気が高い。
コンサル会社も、やや玉石混淆の様相を呈しているようではあるが、未だに高い年収であることは間違いないようだ。
コンサル会社が流行っているということは、当然に企業の側にたくさんの需要があるということだ。
企業経営の「見直し」や「立て直し」は、DX(デジタルトランスフォーメーション)化をより加速させていくであろうから、質の高いコンサルタントは引く手数多(あまた)なのである。
このようにあらゆる業界でコンサルは必要とされ、そのコンサルの下で企業は自らの「カタチ」を変え続けている。
日本の企業は世界的にも生産性が「高くない」ことで有名である。企業の生産性が低いということは、国内市場はもとより国際市場においては致命的だ。だから企業は何とかして自社の生産性を向上させようとする。
日本の高度経済成長期にもてはやされた「終身雇用制度&年功序列型賃金体系」は、俗に「働かないオジサン」現象をもたらし、若手労働者から顰蹙をかった。そりゃ~そ~である。ロクに働きもせず、知恵も出さなければ努力もしない…、そんなオジサン労働者が自分よりも倍近くの給料をもらっている…、その根拠が「終身雇用制度&年功序列型賃金体系」といった昭和なシステムであることが白日の下に晒されると、どの会社も静かに「終身雇用制度&年功序列型賃金体系」からキョリを取り始めた。
終身雇用制度は、これを維持すること(生涯にわたって給料を払い続けること)が企業財政の面からも厳しくなり、年功序列型賃金体系も、あっけなく「成果主義報酬体系」に置き換わった。つまりは、真の実力社会が到来した…、そう思わされたのが2000年代の初めであった。
が、しかし…、2020年代になって、それまでの「成果主義」を見直そうとする会社が続出した。日本人の労働環境には相応しくないというのがその理由らしい。確かに「成果主義」=「実力主義」は、個の能力が強調され、個人プレーが蔓延する。チームで働く日本の企業風土には合わないのかもしれない。
そんなこともあって、実は未だに大企業で7割(管理職を除く)、中小企業でも6割の企業で「終身雇用制度&年功序列型賃金体系」は維持されている。
開催日時:2025年5月31日(土)20:00~22:00
講師:井上びん(教育の未来プロジェクト)
形式:オンライン(Zoom)
費用:1000円
- 参加費
- 1000円
- 形式
- オンライン(Zoom)
- 対象者
- 社会人・保護者・学生など教育に興味のある方ならどなたでも
- 講師
- 井上びん(教育の未来プロジェクト)
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