-
教育・子育て応援セミナー6月 知ったら背筋が寒くなる!「国語と日本語」のホントの違い。
教育・子育て応援セミナー6月
知ったら背筋が寒くなる!「国語と日本語」のホント違い
~第2言語としての「わかりやすい日本語」・・・その最前線を学ぶ~
ボクたちは、今、とんでもない「事実」を認めなければならない。
「国語の学び」と「日本語の学び」・・・、実はこれが本質的に違ってたんだってことである。
個人的に、または法人として、だいぶ長い間「国語力」を深掘りしてきた者として、子どもたちの「国語力」に圧倒的なバラツキがあることに妙な違和感を持ち続けていたことは確かである。
「教科書が読めない子どもたち」(新井紀子氏)との出会いから始まった、その違和感の正体探しも5年目に突入した。その間、子どもたちの読解力不足は「語彙力・文法力」の不完全さ・・・、その結果として、学齢に比例して獲得しなければならない「概念」の圧倒的に未発達・・・、にもかかわらず殊に高校教科書では、まるで「学術書か!」と突っ込みたくなるほどの「専門用語」が、各種の「概念」と絡み合いながら文章が構成されている。まるで日本語の難解さを誇示するかのような暴力性である。
だから、ホントは高校生とて「教科書が読めてない!」のであり、けれども「読めてない」状態であっても大学入試には「ほとんど影響しない」といった奇妙な現象が起こりまくっていたことは間違いないであろうと・・・、ここまでは推察できた。
でも、最新情報では「日本人(大人)の3分の1,またはそれ以上」が、実は正しく日本語を読めていないということがデータで明らかにされた。つまり「日本語が正しく読めない」ということは、「読んでも理解していない」ということになる。「国語」の授業を10年以上も受け続けてきたのに・・・である。
その弊害は、各種行政文書や契約書、医療文書のレベルで顕著に現れ始めているという。
このことは、子どもが「教科書が読めない!」と言って世間がザワつく程度の問題ではない。
「日本語」・・・それ自体、一部の人々によるハッキングが始まっているのではないか?・・・そんな勘ぐりもあながち妄想とは言えないかもしれない。
ここに若き「日本語研究員」がいる。
様々な理由で日本に来て、この地で新たな生活を始めようとする外国人の日常をサポートする中で、「日本語って単に特殊なだけじゃないな・・・」と気づいた研究員だ。
彼は言う。「国語としての日本語ではなく、世界的な言語学の基準でみた第2言語としての日本語を広めたいんです…」と。
あっ、なるほど!そういえば日本だけだったんだ。「第2言語」をもたない国は・・・。だから「第1言語」のレベルで国民は意思の疎通を図ってきた。それを全国民に強制してきた。だから「国語」という教科をこしらえて、「日本語の難しさ」を学齢毎のカリキュラムに放り込んだ…。
それと同じことを「外国人」にもやっている。それが「日本語学習プログラム」だ・・・・・・。
日時:6月24日(土)20:00~22:00
講師:新井智大(明治大学大学院国際日本学研究科フェロー)
形式:オンライン(Zoom)
費用:1000円
- 参加費
- 1000円(チケット制)
- 対象者
- 社会人・保護者・学生など教育に興味のある方ならどなたでも
- セミナー形式
- オンライン(Zoom)
- 講師
- 新井智大(明治大学大学院国際日本学研究科フェロー)
- 申込
- 申込ボタンをクリックしてください
- 年間パスポートの購入申込
- 年間12回の教員応援セミナーに何回でも参加することができます。購入日から1年間有効(4000円)。下欄のボタンからお申し込みください。