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教育・子育て応援セミナー9月 ~先生の「世間知らず」を放置してはいけない~
教育・子育て応援セミナー 9月
先生の「世間知らず」を放置してはいけない
~刻々と変わる世界情勢と日本社会~
学校の先生は、日々職務に忙殺されて、あまり世界情勢や社会情勢のことをじっくりと見渡す余裕がない。だから目の前の困った生徒、困った保護者、困った教員に振り回されているうちに、「先生の世間知らず」はますます深刻なものとなっていく。
ハッキリいって先生は、刻々と変わっていく社会にあっては、まるで周回遅れとでも言える「常識」の中で生きている。先生が周回遅れの常識に拘るのは、「同じような価値観を担保する社会がずっと続いてほしい」とする、そのガチガチの保守性にある。
だから先生は学校を変えることにためらいを感じる。決して自らが進んで「変えよう!」とはしない。今までの学校文化に少しだけ新しい風を送り込むだけ・・・、それだけで「学校は変わった」と思いたいのである。
ところが世界の動きはめまぐるしい。超大国アメリカとて、ここ数年の間にその地位が危ぶまれるほどに凋落の度合いを強めている。それ以上に世界におけるヨーロッパの影響力は弱体化し、その存在意義すら危うい。国連は本来の理念を見失い、機能不全に陥っている。つまり、今、世界には真のリーダー国が存在しないのである。
日本国内はどうか。伝統的保守とリベラル保守、それになんちゃって保守が混在し、この国の舵取りをするに相応しい明確なイデオロギーを示す政治家がまるで見当たらない。政局で優位に立つための場当たり的な政策を乱発するだけである。そんな政治家が離合集散を繰り返しながら、この国を動かそうとしている。
学校の先生たちは、そんなめまぐるしく動き続ける世界情勢や国内情勢からは、まるで遠いところで「教育」を続けている。周回遅れの「教育」を。そしてそんな教育を受けた子どもたちが、数年後には社会に、場合によっては世界へと羽ばたいてゆく。
世間知らずの先生から教わった「世の中」・・・、それが常識であると教わった子どもたちに真っ先に襲ってくるのが「混乱」である。「学校と実社会の差」に戸惑った若者の「混乱」なのである。
もはや先生は「世間知らず」のまま、安穏としていてはならない。「世間知らず」を克服して、子どもたちを先導する・・・、子どもたちを確実に「希望の下」に導かねばならないのである。
開催日時:2025年9月27日(土)20:00~22:00
講師:井上びん(教育の未来プロジェクト)
形式:オンライン(Zoom)
費用:1000円
- 参加費
- 1000円
- 形式
- オンライン(Zoom)
- 対象者
- 社会人・保護者・学生など教育に興味のある方ならどなたでも
- 講師
- 井上びん(教育の未来プロジェクト)
- 申込
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