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「家族」について、実はナニもわかっていないお父さん! ~真のジェンダー平等を考える~
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「家族」について、実はナニもわかっていないお父さん!
~真のジェンダー平等を考える~
SDGs(持続可能な開発目標)がコロナ禍において、にわかに脚光を浴び始めました。
そのSDGsの世界目標の1つに「ジェンダーの平等を実現する」…、という項目があり、そのことについて日本はかなり肩身の狭い状況に追いつめられています。
それはなぜでしょうか?
ジェンダーギャップ指数というものが公表されていて、日本はその順位が156カ国中で120位なのです。だから慌てているんですね。
ところでジェンダーギャップ指数とは、教育分野、経済分野、政治分野、保健分野等のそれぞれの「男女平等の状態」を指数化したものなのですが、日本の場合は、特に政治分野と経済分野における「男女平等の割合が低い」という現状が、120位という順位に反映されています。
これをもって「政・官・財」がこぞって「それはいかん!」「日本の恥だ!」などという理由から、今まで以上に女性の社会進出を煽りまくるという構図が思い浮かぶのですが、そういった動きそのものに違和感を抱いてしまうのは何故でしょう?
「男女平等」や「ジェンダー平等」が、国際的な標準に近づくことは決して悪いことではありません。しかし同時にジェンダーギャップ指数なるものの結果に慌てふためいた状態で「ジェンダー平等」を語ることの危うさにも気づかなければならないでしょう。
日本における「男女平等」は、その歴史や文化を正しく理解し、「男も女も互いに居心地の良い」社会的環境を「緻密に構築する」必要があります。そして、この「緻密さ」こそが、日本人にとってはもっとも得意とする技なのではないでしょうか?
人権思想と世界基準だけをいたずらに振り回して声高に叫ぶだけの「男女平等論」には、実は一線を引いた状態で、その結末だけを冷めた目で眺めている人々が多いんだっていうこと…、そのことに私たちはもっと敏感であっていいと思います。
(内容)
・歴史からみる日本のジェンダー観
・日本における「イエ制度」と「儒教的精神」
・「イエ制度」の下における「家族の歴史」
・戦後の「核家族」がもたらした日本人の家族観
・賞味期限を迎えた「核家族」という家族形態
・新しい家族観で「フツーの幸せ」を実現している人々
・「家族」について、お父さんはナニもわかっていない!
・その他- 参加費
- 1000円
- 形式
- オンライン(Zoom)セミナー
- 対象者
- ジェンダー平等を真剣に考えるすべての方々
- 講師
- 井上びん(教育の未来プロジェクト代表)
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