教員応援セミナー 第4弾 開催報告

7月21日(日曜)池袋で恒例の教員応援セミナーが実施されました。今回のテーマは「学校とメンタルヘルス」です。参加者11名、教員の場合「メンタル」と聞けば人ごとではないくらいにメンタル不調者は大量に存在しますね。

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セミナーの冒頭で、何を隠そう私(井上)が過去の「うつ」経験とそれに伴った1年間の休職経験をカミングアウト…。私にとっても「メンタル」は避けては通れない重要なテーマなんです。

では、なぜ教員にメンタル不調者が多いのか? ここからはメンタルヘルスカウンセラーの長久保逸郎様を講師にお迎えしての勉強会です。

メンタルヘルス不調とは、「心の不健康状態」のことだそうで、そのうちの大半がいわゆる「うつ」と言われるものになります。全国の教職員の休職者に占める実に61%が「うつ病」によるものであり、その数はここ10年間で1.4倍にも増加しています。

メンタル不調に陥る原因としては、職場における様々なストレスがあげられますが、そのストレスの主要因は、①長時間労働、②人間関係、③仕事の質と量が考えられます。そんなこと「当たり前じゃん!」と思うかもしれませんが、この長時間労働や職場の人間関係が、こと学校という職場では中々改善されない…、というのが現状ですね。

そこで私たちが着目しなければならないのが、「セルフケアー」の徹底です。セルフケアー…、それは私たちが日頃からメンタル不調の「サイン」を見逃さずに、自身の「心の状態」を客観的に眺めること…、それだけでも心がければメンタル不調に陥る一歩手前で自らを救うことができるのです。メンタル不調の「サイン」の代表的な例が「寝られない」「仕事上のミスが続く」「遅刻・早退・欠勤が増える」「対人関係がおかしくなる」…などですが、そういった現象が続いた時、私たちの心は悲鳴を上げている可能性が高いのです。

つまり、私たちの心がけ次第では、人為的に「うつ」に陥ることを防ぐことが可能です。そのためにもセルスケアーを徹底することが重要なんですね。

一度「うつ病」に陥ってしまったら、まずは慌てずにその状況を受け入れましょう。決して過度な焦りや社会的責任感に煽られる必要はありません。周囲の目も気になるところですが、まずはじっくりと病院で治療することに専念することです。時間はかかります。薬の力も必要でしょう。それでも確実にゆっくりとではありますが回復していきます。大半の人が元に戻る(復職する)ことができているんです。よって決して慌てる必要はありません。

ただ、そういったメンタル不調者に対する職場の理解が未だに十分であるとは言えません。だからせめて私たちから、そういった精神疾患に対する誤解を解いて正しく向き合うことが重要なんです。

学校は、まだまだメンタル不調者には厳しい環境のようです。大手一流企業のような職場をあげてのケアーは行き届いていませんね。そういった20世紀型の職場を一日も早く改善するためにも、私たちは、まず自身のメンタルと正しく向き合い、そして周囲の同僚のメンタルにも気を配ってあげましょう。誰かの一言で、別の誰かを救うことだって十分にできるのです。

今回は、大変有意義な学習会になりました。

セミナー後の「懇親会」も、もちろん大いに盛り上がりました。

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教員応援セミナー第4弾 レジュメ資料 ↓

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